赤ちゃんの音の感じ方は1人目と2人目で違うってホント?

1人目を生んだ時と、2人目を生んだ時はちょっと違うと感じる母親は多いようです。
性格に関しても、上の子と下の子では違っていることも多いです。
音の感じ方についてもつがいがあるのを知っていますか?
ここでは、環境スペースが赤ちゃんの音の感じ方について紹介していきます。


■1人目の子は音に敏感?

1人目の時は何もかもが初めてで、母子ともに緊張した毎日を送っているわけですが、2人目ともなれば、すでに経験したこと繰り返すことになるので母親にとっても気持ち的に余裕が出てきます。
子どもにとっても、1人目の子は大切に扱われますので、周囲の家族も細心の注意を払い大きな物音は立てないようにしますよね。
しかしながら、2人目の子育てでは、上の子がいることによってなかなか静かな環境で育つのが難しい場合もあります。
特に、くしゃみやドアがバタンと閉まる音、救急車などのサイレンの音、笑い声など突発的に出る音が苦手です。
2人目以降に生まれた子たちは、生まれた時からすでにこうした突発的な音の中で生活していることもあって、音にはそれほど敏感ではない傾向にあります。


■赤ちゃんの聴覚はお腹の中で完成する

赤ちゃんの聴覚は、妊娠6ヵ月頃に完成すると言われていますが、この頃はお腹の中で卵膜や羊水に囲まれ、子宮の中にいるため実際の生活音や話し声が聞こえてはいません。
お腹の中では、母親の血流や心臓の音、腸が動く音などは聞こえています。
母親の声は、骨を伝わって響くので聞こえています。
妊娠後期になるとようやく生活音や話し声が赤ちゃんにも聞こえるようになります。


■2人目以降の子どもは騒がしくても大丈夫

2人目以降の赤ちゃんは、お腹の中にいるときから、騒がしい生活音を聞きながら育っています。
そのため、多少の音にはびくともしない子が多いのも事実です。
上の子との会話、怒っている時の声、家中を走り回ったり遊んでいる時の音だったりする音をすっと聞いているわけなので、生まれてからもそういう音が聞こえている方が安心感があるのかも知れません。


■胎教できなくでも心配しないで

赤ちゃんの胎教に関心のある方も多いでしょう。
1人目の時には、きちんとできた胎教も2人目以降となると、子育てしながらなのでなかなか思うようにいかないかも知れません。
しかし、お腹の赤ちゃんにとっては、母親の生活している音や声が胎教となっています。
いつも怒ってばかりで心配になるかも知れませんが、お腹の赤ちゃんはどんな時でもポジティブの捉えることができるので、それほど心配しなくても大丈夫です。
たまには、ゆっくりとした時間を過ごすのも大切だと環境スペースは思います。