マイクの不思議

音は空気の振動ですが、この音を大きな音量にして多くに人に聞かせたり、テレビやラジオを通して伝えることができるのはなぜか、不思議に思ったことはありませんか?
日常に溶け込んでいるその音は、マイクを通して私たちの耳に届けられています。
今回環境スペースでは、マイクの仕組みについてご紹介していきましょう。

マイクの正式名称は、マイクロフォンと言い、空気の振動を電気の信号に変換する装置となっています。
マイクの種類は、ダイナミックマイクと呼ばれているカラオケでもお馴染みのタイプと、コンデンサーマイクというテレビで見る漫才などでも使用されていることの多いタイプがあります。
どちらも空気の振動を電気信号に変換しますが、変換する仕組みが異なっているのです。
ダイナミックマイクの構造には、振動板とコイルがあり、空気の振動によって振動板が振動し、その結果電気信号が生じるという仕組みとなっています。
簡単に言うと、音を電気信号に変えるマイクでしょう。
コンデンサーマイクは、難しいので要約すると音による振動を電圧の変化に変換するマイクと言えます。
これらのマイクを使用することで、電気の強さを変えると音の大きさを調節できることや、遠くにいても音を聞くことができるのです。

音を電気信号に変換することで、日々私たちの耳に届く音になっているのですね。