いびきの原因や治療方法

自分では気づくことが難しいことで知られている、いびき。
同居人に指摘されて知ることが多いのではないでしょうか?
そのまま放っておいてしまうと生活習慣病を併発してしまう可能性もあるんだとか…。
今回はそんないびきの原因や治療方法についてを環境スペースが紹介していきましょう。


■いびきの種類

①単純性いびき症
症状は主にいびきだけなのが特徴で、日中には眠気がなく、眠っている時は無呼吸・低呼吸を伴いません。
飲酒をした時や疲れが溜まっている時、鼻づまりがある時に発生する傾向があり、一過性のいびきなので問題を解決することでいびきをなくすことが出来ます。
このタイプのいびきであれば健康に害はありませんが、毎日いびきをかいてしまう場合は、病気になってしまう可能性があるので注意してくださいね。

②上気道抵抗症候群
無呼吸・低呼吸を伴いませんが、毎日習慣的にいびきをしてしまうタイプで、しっかりと寝ていても日中に眠気や疲労感があります。
睡眠中に上気道が狭くなっている為、呼吸をするのに強い力が必要で、睡眠の分断があるのも特徴で、睡眠時無呼吸症候群の軽症度です。

睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、SAS(Sleep Apnea Syndrome)と呼ばれ、殆どの場合は習慣的ないびきが伴います。
睡眠中は無呼吸または低呼吸になっている為、低酸素状態になってしまい、睡眠が分断されることで深く眠れません。
日中に眠気があることが多く、放っておくと色んな生活習慣病を併発する恐れがあるので習慣的にいびきをしている場合は、早めに治療を受けましょう。
また、日中に眠気があまりなくても睡眠時無呼吸症候群の可能性があるので注意してくださいね。

睡眠時無呼吸症候群の症状としては、
・しばらくいびきが止まった後に「ガガッ」という音のいびきから普通のいびきになる
・朝までそのいびきがずっと続く
・仰向けで眠るといびきが大きくなる
・いびきに強弱がある
…といったものがあるので、疑いがある場合はスマホのアプリや録音機能を用いて自分の寝ている時のいびきを録音してみてることを環境スペースは提案します。


■いびきの治療方法
軽度ないびきであれば、横向きで寝る、枕の高さを変えて気道を確保する、鼻づまりを解消して鼻呼吸を促す…といったことで予防が可能です。
重度ないびきの場合は、マウスピースを使用して気道を確保したり、手術や機械を使う方法で治療します。


もしこの記事を読んで不安に思ったのであれば、医師に相談して治療を受けてみて下さいね。