優しい音色に癒される!民族楽器カリンバ

音楽を聴くのもいいですが、せっかくなら自分でも演奏してみませんか?
楽器というとピアノやギターを思い浮かべる人も多いでしょう。
「いまさらそんな定番楽器はちょっと…」という人にピッタリなのが、マニアックな民族楽器です。
今回は民族楽器の一つ「カリンバ」について環境スペースが解説しましょう。


■「カリンバ」はチャレンジしやすい民族楽器

日本には、尺八や和太鼓などの伝統的な民族楽器がありますが、南米ペルーのケーナやインドのシタール、ハワイのウクレレなど、世界には有名な民族楽器が多く存在します。
中でも手軽で始めやすい民族楽器の一つ「カリンバ」は、アフリカ生まれです。
手のひらサイズのカリンバは、板に並んだ金属の棒を指で弾いて演奏するため、「親指ピアノ」「ハンドオルゴール」などとも呼ばれています。
元々はお祭りや儀式などに使われていたため、地域によって形状や素材、呼び方も様々でした。
それを「カリンバ」という商品名で南アフリカの楽器メーカーが売り出したことで世界中に広まったのです。


■優しい音色に癒される

ハンドオルゴールとの呼び名にもある通り、カリンバはオルゴールのような優しい音色が特徴の楽器です。
両手の親指で弾くだけで演奏できるので、初心者でも扱えます。
四角い箱状だったり、コロンと丸い形状だったりと見た目も様々ですが、音域は2オクターブほどあるものが大半なので、問題なく演奏できます。
使用する素材によって音色が少しずつ違うので、一人ではもちろん、みんなで持ち寄って演奏するのも楽しいです。
楽器の演奏は、持って生まれたセンスが大きく影響するため、どうにも上手くならないということもあるでしょう。
しかし、カリンバなら指で弾くだけで優しく温かみのある音が響くので、演奏するまでに至らなくても癒しを与えてくれます。


■オリジナルのカリンバも作れる!

優しい音色が特徴のカリンバですが、元々民族楽器だったこともあり、その造りはとても単純です。
そのため、愛好家の中にはオリジナルのカリンバを自作する人もいます。
形状や素材を工夫したり、デザインにこだわったりして作るカリンバなら愛着もひとしおでしょう。
手軽に作れるキットも販売されているので、まずはカリンバを作ることから始めてみるのもいいかもしれません。


ストレス解消に何かを始めようとお考えの場合は、手軽に始められるカリンバを環境スペースはおすすめします。
楽器といっても大きな音は出ないので、疲れた時にちょっと鳴らすだけ、といった楽しみ方もできますよ。