音痴ってどうしてなるの?トレーニングで治る?

ストレス発散方法の一つとしてよく挙げられるのがカラオケです。
お気に入りの曲を思い切り歌うと気分がいいものですが、中には音痴なことを気にして人前で歌わないという人もいます。
今回は、そんな音痴について環境スペースが解説しましょう。


■そもそも「音痴」とはどういう状況なの?

上手に歌えない人のことを音痴と呼びますが、そもそも音痴とはどういう状況なのでしょうか?
音痴になってしまう原因から探ってみましょう。

・出せる音域が狭い
曲を聞き取り、同じように発声することで歌となります。
ところが高音が出ない・低音が出ないなど、音域が狭いと曲を再現できずに音痴と扱いを受けてしまう場合があります。
出せるる音域は人によって違うため、無理せず歌える曲を選べば音痴は解消できるでしょう。

・音を聞き取れていない
元となる曲を正しく聞き取れていないパターンもあります。
「ドドーレミ」というメロディーを聞いても耳が「ドードレミ」と聞き取ってしまいます。
この場合、聞き取る段階の問題なので自分の音程が外れている認識がありません。
周囲に指摘されても自覚が薄いケースが多いです。

・音程のコントロールができない
音を正しく聞き取れるうえに発声できる音域にも問題がないものの、音程のコントロールができないパターンです。
頭では正しい音程がわかっているのに、いざ発声すると違う音になってしまいます。
この場合は音痴の自覚があるケースが多いです。


■音痴はトレーニングで治る?

音痴の原因は大きく3つありましたが、場合によっては複数当てはまるケースもあるなど、人によって状況は異なります。
しかし、いずれの場合でも「自分は音痴だから」とあきらめる必要はありません。
自分のパターンを知ることで音痴は治る可能性が高いです。
では、どんなトレーニングをしたらいいのでしょうか?

・他人との音程の違いを聞き分ける
音痴だと自覚がなかった人の場合は、同じメロディーについて、他の人と自分の音程を聞き比べてみましょう。
最初は同じに聞こえるかもしれませんが、自分の音程と同じ声を出してもらうことで徐々に違いがあることがわかってきます。

・活舌を鍛える
音痴だと自覚がある人の場合は、歌に対して苦手意識が働いてしまい、のどが閉じていたり、舌に力が入りすぎていたりする傾向があります。
まずはのどを開くように、リラックスした状態で歌う習慣をつけましょう。
さらに活舌を鍛えることで、舌に余計な力が入らないようにすると上達できます。


音痴な人には自覚がある場合とそうでない場合があります。
原因によってトレーニング方法も変わってくるので、まずは自分がどのパターンなのかチェックしてみることから始めてみてください。