バイオリンの音色を左右する?弦の種類を解説

大人になっても続けられる習い事といえば、英会話やピアノなどありますが、密かな人気を誇るのがバイオリンです。
今回はそんなバイオリンの弦について環境スペースが解説しましょう。


■バイオリンの弦は何でできている?

4本の弦を振動させ、ボディで共鳴させることで美しい音色を奏でるのがバイオリンです。
ではその弦とは、どのような素材でできているのでしょうか?
バイオリンの弦は3種類あります。
それぞれの特徴をみていきましょう。

・ガット弦
羊の腸を材料としているのがガット弦です。
乾燥させた繊維をより合わせたもので、昔からバイオリンの弦として使われてきました。
暖かみのある柔らかい音が出るということで、今でも愛用者が多いですが、温度や湿度に気を配る必要があったり、伸びやすかったり、管理が難しいうえに高価なため一般的には使われていません。

・スチール弦
ガット弦の代替品として登場したのが、スチール弦です。
ガット弦と比較すると音の柔らかさは及ばないものの、チューニングしやすく管理も容易なため、普及が進みました。
スチール弦が持つ金属特有のクリアな音を好む人も多く、安価なことから初心者向けや子ども用などに多く使われています。

・ナイロン弦
ナイロンをはじめとした合成繊維を材料としているのがナイロン弦です。
スチール弦の耐久性と、ガット弦の柔らかな音色を兼ね備えているのが特徴です。
加工しやすいことからメーカーでは弾きやすさや音色を追求し、素材や構造を工夫しています。
コンスタントに新商品が発売されるうえに価格帯も豊富なことから、もっともポピュラーな弦となりました。


■弦の寿命はどれくらい?

弦は消耗品なので演奏するうちに劣化し、寿命を迎えてしまいます。
おおよその目安としては3ヶ月から半年ほどですが、演奏量にかかわらず突然切れてしまうこともあるので、必ず予備の弦を用意しておきましょう。
バイオリンの弦は4本あり、音のバランスを取るためには交換タイミングは合わせるのが理想です。
ただし、交換したばかりで1本だけ切れてしまったなどの場合は、切れた弦だけを交換しても問題ないでしょう。
また、交換したばかりの弦が安定するまでは1週間ほどかかるといわれています。
発表会や演奏会などを控えた際の弦の交換は1週間以上の余裕を持って行うことをおすすめします。


人気楽器の一つであるバイオリンは弦楽器なので、弦の管理が必要です。
弦の種類や交換のタイミングなどによって音色が大きく変わることもあります。
音色が今一つだとお悩みの場合は、弦を見直してみるといいかもしれません。