韓国ドラマに必要不可欠!?「OST」の魅力

韓国ドラマを見ていると、シーンを盛り上げる効果的な音楽が流れてくることがあります。
登場人物のキャラクターに合わせたアップテンポな音楽、感動的な場面でより涙を誘う悲し気な旋律、笑いを促すコミカルな効果音・・・。
韓国ドラマはロケーションやファッション、インテリアも魅力ですが、音楽も素晴らしいと環境スペースは思います。
今回はドラマの中で流れる音楽で、特に強い印象を与えている「OST」についてご紹介しましょう。


■「OST」って?CD・DVDアルバムも大人気!

韓国では、ドラマ劇中歌のことを「OST」といいます。
これは「Original Sound Track」を略したものです。
日本ではサウンドトラック、略して「サントラ」と呼ばれることが多いでしょうか。
日本でも主題歌やエンディングテーマが作られますが、韓国はアーティストのアルバムと同じくらいの数の劇中歌を作ることがあります。
実際にOSTのアルバムが制作され、ドラマの公開に合わせて販売するのがほとんどだそうです。
アルバムには楽曲だけでなく、ドラマをモチーフにしたミュージックビデオや撮影中のオフショット、フォトアルバムが収録されていることもあります。
ドラマファンが何度も見返したくなるような、豪華な内容ですね。
OSTがドラマのヒットを決めるとまで言われており、各制作会社が特に力を入れています。


■曲から入る?ドラマから入る?OSTマーケティング

韓国ドラマのOSTは、日本でも人気です。
アイドルグループのメンバーがソロで劇中歌に参加することも多く、ファンにとってはレアな体験となるでしょう。
日本では著作権や放送権などの関係で、動画投稿サイトにテレビドラマやミュージックビデオがアップされることはそれほど多くはありません。
しかし、韓国ではOSTのミュージックビデオを惜しげもなく公開。
OSTを聞きながら、ドラマのダイジェストを見ている感覚です。
そのため、OSTにハマってドラマも観たくなる・・・というマーケティングが出来上がっているのです。
もちろんその逆もアリですね。
「ドラマの感動に明日も浸りたい・・・」と思う人は、きっとOSTアルバムを買ってしまうでしょう。
面白いドラマを見つけたら、さらにどっぷりハマりたくなる。
視聴者の心理を利用した上手い方法だと、環境スペースは思います。


韓国のOSTは、ドラマのシーンに流れるただのBGMとは違います。
ドラマの世界観を補完し、さらに感動をもたらす最高のエッセンスです。
韓国ドラマにハマっている人は、OSTについても注目してみてくださいね♪