いくつ知ってる?世界の音楽ジャンル

みなさんは、音楽のジャンルっていくつ知っていますか?
クラシックやロック、演歌などが思い浮かぶことが多いと思いますが、世界には数えきれないほどの音楽ジャンルがあります。
今回は環境スペースが、さまざまな音楽のジャンルをご紹介しましょう。

 

 

■西洋といえば?長い歴史がある古典的ジャンル

西洋で生まれた「クラシック」は、6世紀頃の聖歌がルーツだとされています。
15世紀になると合唱曲や宗教曲が流行し、バレエのための楽曲としても作られるようになりました。
細かく分類するとルネッサンス音楽、バロック音楽古典派音楽、ロマン派音楽などがあります。
近代になるとアジアやアフリカの要素を取り入れた曲も作られ、何世紀にもわたって進化し続けているジャンルです。


■労働歌が起源!アメリカ発祥の音楽ジャンル

17世紀にアメリカへ上陸したアフリカ系アメリカ人が、キリスト教の福音と出会って生まれたのが「ゴスペル」です。
西洋のクラシックに、アフリカ音楽のリズムが融合しているような楽曲ですね。
手拍子を使ってリズムに乗り、体全体でダイナミックに歌い上げるのが特徴です。
元々は黒人労働者がお互いを励まし合ったり、悲しみや苦労を表現したりする労働歌や鎮魂歌でした。
時に涙を流し、満面の笑みで歌われる感情豊かな楽曲です。


■ベースが主役!ジャマイカのポピュラー音楽

ジャマイカ発祥の「レゲエ」は、ぼろ布という言葉が転じたものだといわれています。
ギターのカッティング奏法で独特のリズムを強調し、低いチューニングを施したベースが特徴です。
このジャンルからはボブ・マーリーが世界的ヒットを生み出し、今でもレゲエの神様として多くのアーティストへ影響を与え続けています。


■日本にも色々あった!民謡が発祥

日本の曲といえば「演歌」がありますよね。
これは古くから歌われてきた民謡が元になっています。
音階は日本古来のメロディですが、ギターやバイオリンなどの楽器で演奏されることも多いでしょう。
恋愛をテーマにした歌や故郷を思う歌、人の悲しみや苦労を歌う曲が多く、切なさを表現するのが一般的でした。
演歌がさらに洋楽化すると、「歌謡曲」も生まれます。
若い人には演歌よりも歌謡曲で歌われるテーマの方が身近であり、アイドル歌手も多かったので広く浸透していきました。
1990年代になると歌謡曲は「J-POP」と呼ばれるようになり、ますます洋楽に近付いていきます。

 

 

世界にはまだまだたくさんの音楽がありそうですね。
環境スペースは、アジアや中東の音楽にも興味があります。
またご紹介するのでお楽しみに!