睡眠時の困った騒音!いびきを解消するには?

家族やパートナーの睡眠を妨害するかもしれない、いびき。
いびきのせいで夫婦仲が悪くなったり、子どもが一緒に寝てくれなくなったりすることもあるでしょう。
家の中だけでなく、スーパー銭湯などの休憩スペースでうたた寝をしていただけで迷惑そうな顔をされる可能性もあります。
重低音のいびきは、振動まで耳に伝わるような嫌な音ですよね。
今回は周りの人の迷惑にもなるいびきの改善方法について、環境スペースが解説しましょう。

 

 

■軽度のうちなら治る?いびきは早めに相談

いびきの主な原因は、鼻詰まりや口呼吸などの呼吸器トラブルが多いでしょう。
耳鼻科で治療したり、マウステープを使ったりすることで解消できる可能性があります。
また、肥満によって気道が狭まり、いびきの原因になることもあります。
枕が高すぎるのも、喉が締まる原因になるでしょう。
呼吸しやすい角度にするなどの対策が有効です。
そのほか飲酒や喫煙によって喉に炎症・ゆるみが出ている人もいます。
お酒やたばこを控えるだけでいびきが治ってしまったという場合もあるので、呼吸器科などに相談してみましょう。
早めのうちなら特別な治療をしなくても、生活改善だけで治ることもあります。


■重度ないびきは命にかかわる

いびきによって呼吸しづらい状態が続くと、夜中に何度も目を覚ましてしまいます。
「たっぷり寝たはずなのに、なぜか頭が重くてすっきりしない…」という人は無意識のうちに何度も起きているのかもしれません。
また、いびきが原因で酸素不足になり、さらに悪化すると無呼吸の状態が続く「睡眠時無呼吸症候群SAS)」を発症してしまいます。
慢性的な睡眠不足により、日中の居眠りや体調悪化が起こる可能性があるでしょう。
交通事故や機械作業中の事故、心疾患や脳卒中精神疾患など心身に影響を及ぼすこともあります。
最悪の場合は命にかかわるため、早めの治療が肝心です。


■うるさくて眠れない!家族の防音対策

一緒に寝ている人のいびきがうるさいと、なかなか寝付けませんよね。
早めに改善してもらい、快適な睡眠を取り戻したいところですが…
「いびきくらいで病院なんて行けない」という人が多いのも事実です。
いびきをかく人の家族は、我慢するしかないのでしょうか。
寝ている人の顔周りをすっぽり覆うことができる防音グッズが環境スペースのおすすめです。
ドーム型の枕になっており、いびきの音を軽減するのに役立ちます。
ただ、いびきは70デシベルという大音量になることもあり完全に防音するのは難しいでしょう。
鼻風邪を引いた時など、短期間の軽いいびき程度に便利なアイテムです。
何ヶ月も続くようなら、呼吸器科やいびき外来を受診させてくださいね。

 

 

周りの人を不快にさせるいびきの音は、自分ではなかなか気が付けません。
一人暮らしの人は、睡眠時に録音してみるのも環境スペースのおすすめです。