外国の擬音は面白い?世界にある不思議なオノマトペ

ご飯を「ぱくぱく」食べる、雷が「ごろごろ」鳴るなど、日本には多くの擬音が存在しています。
この擬音、擬声語は「オノマトペ」とも呼ばれており、物語・歌で情景や心情をイメージしやすくするための効果音です。
国や言語によっても人の動作、動物の鳴き声の表現が違い、擬音もそれぞれ異なります。
今回は環境スペースが、外国の面白い擬音をまとめてみました。

 

 

■フランスの鶏は食べ方が可愛い?

環境スペースが初めて聞いた時、小さなお菓子かと思った擬音があります。
フランス語で「ピコティ・ピコタ」は、鶏がエサをついばむ様子を表す言葉です。
口ずさみたくなるような楽しいリズムですよね♪
フランスの童謡にも使われているフレーズで、子どもがご機嫌で歌っているような可愛さがあります。


■アフリカの「シーン…」はなんて言う?

日本のマンガなどで、騒がしい場所が急に静かになると、空間に「シーン」と書かれていることがあります。
アフリカのガーナ地域で使われている「シウ語」では、この静かな様子を「カナナナナナ」と言います。
無音というより、静まり返った場所で急に虫か動物が鳴き出したようにも聞こえますね。
環境スペースは、夏の終わりの静かな夜にヒグラシが鳴いたところを想像しました。


■日本語に近い?インドの「フラフラ」

疲れてフラフラしている様子、重いものを持ち上げて思わず体がよろける様子を、インドのムンダ語では「ヘロ・デロ」と表現します。
日本語でも、「くたびれてヘロヘロになった」と言いますよね。
インドでも同じようなニュアンスです。
体に力が入らなくなったような、そんな場面が想像できます。


■ネズミはなんて鳴く?海外の表現は

日本でネズミの鳴き声といえば「チューチュー」ですよね。
しかし海外では全く違う表現になっています。
英語では「スクゥイーク」、中国語では「ジージー」、ドイツ語ではなんと「クヴィーク」という擬音です。
もしかしたら、日本人と外国人ではイメージするネズミの種類が違うのかもしれません。


■お隣韓国でも表現が違う!?

日本に近い文法だといわれている韓国ですが、擬音は結構違っていると環境スペースは思います。
マシュマロやお餅、パンなど、弾力があってやわらかいものに対し「もちもち」という表現がありますよね。
韓国では「チョンドゥク・チョンドゥク」と言います。
日本語の「もちもち」と比べると、少しだけ誇張したような感じでしょうか。
また、日本語で言う「ドキドキ」は韓国語だと「トゥグン・トゥグン」になります。
こちらも、より心臓の鼓動が大きく聞こえているようなイメージです。

 

 

海外にはもっと面白い擬音があります。
次は、外国人から見て面白い日本の擬音についても調べてみたいと思いました♪