ここが変だよ日本のオノマトペ♪外国人が驚く不思議な日本語

外国語のオノマトペも面白いですが、海外の人から見ると日本語もかなり変わっているそうです。
今回は環境スペースが、外国人から見て面白いと感じる日本のオノマトペについて調べてみました。

 

 

■日本語は難しい?

日本語は、外国人にとって難しい言語だといわれています。
フランス語やイタリア語、スペイン語などは同じ「ロマンス語派」に分類され、共通点も多い言語です。
陸続きのアジアの国でも、互いに関係性の深い言語が多く使われているため、「この言語を習得すれば、こっちの言葉もなんとなく分かる」そうです。
ところが日本は島国のため、独自の言語が発展してきました。
ひらがなやカタカナ、漢字のほか、敬語やあいさつなどの種類も多く、日本人でも完璧に使いこなすのは難しいでしょう。
また、曖昧な表現もあって、外国人が頭を悩ませる原因にもなっています。


■日本には「桃が流れてくる擬音」がある?

「どんぶらこ、どんぶらこ」と聞けば、日本人なら童話「ももたろう」を想像しますよね。
おばあさんが川で洗濯をしている時に、桃が流れてくる時の擬音です。
外国人にこれを説明しても、何を言ってるんだと不思議に思われるとか。
確かに、「桃が川から流れてくる」ってどういう状況なんでしょうか(笑)
どんぶらこ、って水の流れる音でもなければ、桃が出す音にも聞こえませんよね。
でもなんとなく大きなものが、ゆっくりと流れていくように感じるかも…?
日本のオノマトペは文学とセットで覚えるのが良さそうです。


■英語だと動詞になる?泣き方の表現

「日本人は副詞で泣く」という言葉があるそうです。
日本語で「めそめそ」「しくしく」といえば泣いている姿を想像しますよね。
めそめそ泣くことを、英語では「Cry」といいます。
しくしく泣くことは「Sob」になり、いずれも動詞です。
つまり日本語の場合は「泣く」という動詞に「めそめそ」という副詞が意味を補完していますが、英語では「Cry」や「Sob」がそのまま動詞となります。


■なぜか銀行で大爆笑?ハンコを押す音

外国人が日本で銀行口座を開設しに行った時のことです。
窓口担当者が「ここにハンコを押してください」と言いましたが、日本語が分からず苦労していると…
その担当者は手でグーを作って、もう一方の手のひらにくっつけるジェスチャーをすると「ポンッ」と言いました。
これを見れば日本人なら「ハンコを押すのか」と理解するところですが、なんと外国人は大爆笑!
どうやら「ポンッ」というコミカルな音を、大人が真面目な顔で言ったのが面白かったようです。
また、サインが一般的な欧米の人にとって紙にハンコを押すという風習も理解できなかったみたいですね。
「ポンッ」は一体何の音だろう、その動きは何だろうと、不思議に思ったことでしょう(笑)

 


海外のオノマトペも面白いけど、海外から見た日本語のオノマトペも負けてはいないみたいですね♪
また面白いものがあったら、環境スペースがご紹介したいと思います。