喉の奥から自分の声が聞こえる!?耳管開放症とは

病院に行くのが億劫で少しくらい体調が悪くてもムリをしてしまう人は多いですね。
でもそれによって症状が悪化してしまうこともあります。
今回は喉や耳の違和感からくる病気「耳管開放症」について環境スペースが解説します。


■自分の声がやけに大きく感じるのは病気かも?

普段と変わらないトーンで会話をしているのに、自分の声が大きく感じることはありませんか?
自分の声だけでなく、呼吸の際に空気が喉を通る音やツバを飲み込む音がやけにハッキリ聞こえる・・・それはもしかして耳管開放症かもしれません。

・耳管(じかん)とは

そもそも耳管とは、耳の奥と鼻の奥をつなげて空気を通すための管です。
普段はピッタリと閉じていて、空気が通ることはありません。
あくびをしたり、ツバを飲み込んだりすると瞬間的に管が開き、また閉じます。
耳管開放症とはなんらかの原因により管が開きっぱなしになる症状です。

・耳管開放症になるとどうなる?

耳管が開くと人は違和感を覚えます。
エレベーターに乗って耳の奥に気圧の差を感じるような、あくびをしてもまだスッキリしないような何とも言えない違和感です。
耳管開放症とは、その違和感が続くものと考えるとわかりやすいでしょう。

・ストレスが原因?

耳管開放症は水分不足が原因でなることがあります。
長時間活動している、ずっと同じ姿勢でいるといった際に水分補給が間に合っていないと発症しやすいといわれています。
他にも過度なダイエットによる急激な体重減少や妊娠によって発症することも。
しかし耳管開放症の原因は様々で、ハッキリしたことはわかっていません。
ストレスによって突然発症したケースもあるそうです。


■耳管開放症ってどういう症状なの?

耳管開放症の症状は主に音の響きと、耳が閉塞感を感じる「耳閉感」です。
本来であれば閉じているはずの管が開きっぱなしになることによって耳と鼻の奥に空間が生まれます。
すると口の中で発生した音がその空間を使って反響してしまうのです。
自分の声がいつもと違うところから聞こえる、いつもより大きな声に感じる、呼吸する音がやけにハッキリ聞こえるといった症状はこのためです。
また、気圧の差による耳の詰まりのような感覚を感じることも多いです。


■耳管開放症は治るの?

耳管開放症はそれ単体では治療が可能です。
ただし、他の疾患などと複雑に絡み合っている場合は時間がかかることもあるでしょう。
症状が強い場合は手術が必要になることもあるため、少しでもおかしいと感じたら早めに耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

 


あくびをして耳の奥に違和感を覚えた経験がある人も多いでしょう。
つい放置してしまいがちですが、病気であることも。
少しでも変だなと感じたら早めに受診してくださいね。