電気自動車の走行音はわざと出していた!その意外な理由とは

一般的に電気自動車やハイブリット車は、ガソリン車に比べると音が静かだといわれていますね。
たしかにガソリン車のような重低音はしませんが、「キューン」「ヒュー」といったような少し高めの独特な音がします。
今回はこの音について環境スペースが解説しましょう。

 

■電気自動車の音に賛否両論

明らかにガソリン車とは異なる「キューン」「ヒュー」といった少し高い音は電気自動車・ハイブリット車の特徴です。
この音について気持ち悪さを感じる人は少なくないそう。
単純に車から発せられる音としてなじみがないというケースや、高音が不快・ゾワゾワするといった意見も見られました。
しかし一方で「クリーンな感じがする」「近未来感があっていい」などの肯定的な意見もあり、賛否両論といったところのようです。
また、電気自動車やハイブリット車の音が不快と感じる理由は、他にもあるのではないかといわれています。


■電気自動車はわざと音を出している?

電気自動車やハイブリット車は静かでスムーズな走行が魅力の一つですね。
しかしそれゆえに歩行者などに気付かれにくいというデメリットがありました。
そこで搭載されたのが「車両接近警報装置」です。
つまり、人工的な音をわざと出しているのです。

・人工的な音だから気持ち悪い?

歩行者などに車の接近を知らせるために搭載されることとなった車両接近警報装置。
仕組みはエンジンルーム内にスピーカーを置き、モーターが回転しているような音を流すというもの。
音に指定はなく、メーカーによって多少の違いはありますが、いずれも車が走っている様子をイメージできる人工の音とのことです。
「音が気持ち悪い」と感じる人はこの人工音に嫌悪感を持つのではないかといわれています。
本来の走行音とは異なる、作られた音に違和感を覚え気持ち悪いと感じるのかもしれません。

・メロディやチャイムも検討されたが・・・

国土交通省が行った実験ではエンジン音よりもメロディやチャイムの音の方が、認知性が高かったため、人工音の候補に挙がったこともあったようです。
しかしそれでは電気自動車やハイブリット車の特徴である静音性が損なわれるとして採用には至りませんでした。

 

電気自動車やハイブリット車から聞こえる音は、車がわざと発している人工音でした。
あまりに静かすぎて車の接近に気付けないおそれがあったために取られている措置です。
メーカーによって音そのものだけでなく、作動条件も異なるので購入の際はしっかりと比較検討することをおすすめします。