あごから音が鳴る!口の開け閉めするたびに痛い!女性に多い顎関節症とは

口を開け閉めした時、あごから音が鳴ることはありませんか?
男性より女性に発症しやすいといわれる病気のひとつに、「顎関節症(がくかんせつしょう)」と呼ばれるものがあります。
食事やあくびの時に気になる人も多く、放置すると強い痛みで口が開けられなくなることも…
今回は環境スペースが、口の開け閉めのたびに音が鳴る顎関節症について解説しましょう。

 

■この音はなに?顎関節症の可能性がある「あごの音」

顎関節症にはさまざまなタイプがあり、あごから音が出る場合と出ない場合があります。
音が出る場合は関節や骨に異常があるケースも多いため、早めに医療機関を受診しましょう。

 

・顎関節円板障害

口を開ける時に関節円板と呼ばれる部位が前方にズレるため、痛みとともに「カクカク」とした音が鳴ります。
この音を「クリック音」といいますが、スムーズに口を開けられなくなる症状と併せて訴える人が多いです。
顎関節症のなかでは最も多い症例だと報告されています。

・変形性顎関節症

口の開け閉めとともに「シャリシャリ」「ゴリゴリ」という音が鳴ります。
強い力が加わったり、長期間負担がかかっていたりしたため、顎関節が変形した状態です。
関節の内部が一部吸収、または損傷した部分に新たな骨が形成されたことが原因だと考えられています。
悪化すると「滑膜炎」を発症し、滑膜と関節円板の癒着が起こってさらに口の開け閉めに支障をきたすでしょう。

・咀嚼筋痛障害

口の開け閉めや噛みしめの際に筋肉に痛みが生じます。
音が鳴ることはありませんが、強い痛みがある場合も。
筋肉にしこりがある場合も多く、口が開けづらいと訴える人もいます。

・顎関節痛障害

あごの関節がねん挫した状態であり、顎関節を包む組織や靭帯に炎症が生じています。
頬の痛み、こめかみ付近の痛みが特徴です。
口の開け閉めや食事で音が鳴ることは稀ですが、顎の疲れにつながるでしょう。

 


顎関節症の治療方法は?

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合、マウスピースを使用することで軽減する可能性があります。
市販もされていますが、歯科で作ったものはあごの大きさに合わせたサイズ調節が可能で違和感が少ないため、就寝中も使用できます。
あご付近に筋肉痛がある場合は、医師による咀嚼筋マッサージも環境スペースのおすすめです。
ホットパックを使った温熱療法や、低周波による電気刺激治療も行われており、基本的にはあご周りの血流促進が効果的だと考えられています。
そのほか、口の正しい開け閉めの方法、関節円板のズレを戻す運動などをしてもらえる場合もあるので、悩んでいる方は歯科医や口腔外科に相談しましょう。

 

顎関節症を予防・改善する方法は?

顎関節症の人に多い癖として、次のようなものが挙げられています。
これらに気を付けて生活すれば、症状が改善する場合もあるそうです。

・頬杖をつく
・爪を噛む
・うつぶせ寝
・左右どちらかの歯だけで噛んで食べる
・下あごを前に突き出す

顎関節症を疑うような自覚症状がある場合は、次のような行動にも注意しましょう。

・堅いものばかり食べる
・高い枕を使う
・歯を食いしばる
・顎を枕や机、腕に押しつけながらスマホ・テレビ・ゲームを視聴する

 

 

あご周辺の骨が変形し、大きく口を開けられなくなったり、食べ物を噛むたびに強い痛みが生じたりする場合もあります。
食事が困難になったことが原因で、うつ病を発症するリスクもあるそうです。
あごの痛みや音が気になっている方は、歯科または口腔外科を受診しましょう。