食べごろが音でわかる?美味しいスイカの見極め方

品種改良が進み春先からスイカを楽しめるようになりましたが、昔ながらの大玉スイカは7月から8月にかけて旬を迎えます。
スーパーには丸々と育ったスイカが並び、夏らしさを感じさせてくれます。
せっかくスイカを買うのなら甘くて美味しいものを選びたいですよね。
そこで今回は美味しいスイカの選び方について環境スペースが解説しましょう。

 


■甘いスイカは音が違う?

甘くて美味しいスイカは澄んだ音がします。
手のひらで軽く叩いた際に「ポンポン」と高く澄んだ音がすれば食べごろですよ。
ポイントは強く叩きすぎないこと。
あくまでも優しく、手のひらで叩いてあげてください。

・熟してないスイカはどんな音がする?
「高く澄んだ音」といっても比較対象がなければわかりにくいですよね。
まだ熟していないスイカを叩くと「パンパン」「コツコツ」といった硬く乾いた音がします。
しかしいずれは食べごろを迎えるので、すぐに食べる予定がないという場合にはこちらを選んでもいいでしょう。

・食べごろを過ぎてしまったスイカはどんな音がする?
残念ながら熟しすぎて食べごろを過ぎてしまったスイカは叩くと「ドムドム」「ドンドン」という重くて鈍い音がします。
中の水分が抜けすぎてしまったために高い音が出ないんですね。
水分量が少ないので切り分けると果肉が崩れることもありますよ。


■他にもある!美味しいスイカの見極め方

叩いた時の音の違いがよくわからない・・・という人もいるでしょう。
混雑する店内で音を聞き比べるのは大変ですし、周りに人がいると気を遣います。
そんな時は他の方法で見極めてみてください。

・ツルの周りが盛り上がっている
イカは熟すにつれ、ツルの根本周辺が盛り上がっていきます。
まだ食べごろでない場合は根元がへこんでいるので見分けやすいでしょう。
同時に、ツルの色もチェックしてください。
水分の多い緑色なら新鮮、乾燥し茶色になっていたら日が経っている証拠です。

・縞模様がハッキリしている
カットスイカを購入する場合は叩いたり、ツルの周りをチェックしたりすることはできませんね。
そんな時は皮の部分を見ましょう。
黒の縞模様が濃くハッキリしていれば「新鮮で美味しい」というサインです
反対にぼやけて境目が曖昧になっているスイカは鮮度が落ちているので避けた方がいいでしょう。

 


イカの賞味期限は2週間程度といわれています。
見極めポイントを押さえて、今年は甘くて美味しいスイカを楽しんでくださいね。