音が怖い?圧力鍋のNG食材とは

箸で切れるほどホロホロになったお肉、しっかりと味の染みた大根・・・とてもおいしいですよね。
でも調理するとなると大変です。
火加減を見ながら何時間も煮込まなくてはならず、時間に余裕のある時にしかできません。
そんな時に心強いのが圧力鍋ですが、「圧力鍋は怖い」という人も。
今回は、圧力鍋の正しい使い方やNG食材について環境スペースが解説します。


■圧力鍋は「音が怖い」?

圧力鍋は圧をかけて短時間で食材を柔らかくしたり、調味料を浸透させたりしてくれるのですぐにおいしい食事が楽しめます。
そんな便利な調理器具ですが、広く受け入れられているわけではないのが現状です。
理由はその「音」です。
蒸気が噴き出る時や振り子が揺れる時のシューシュー、シュッシュ、シュワーといった勢いのある音に恐怖心を持つ人が多いです。


■圧力鍋は正しく使えばとても便利!

激しい音や蒸気以外にも、圧力鍋を敬遠してしまう理由があります。
それが爆発事故です。
調理中に圧力鍋が爆発し、死傷者が出てしまったことも。
しかし事故の原因の多くが

◎フタがきちんと閉まっていなかった
◎パーツが目詰まりしたままだった
◎調理不可の食材を入れてしまった

といった取り扱いミスです。
圧力鍋は正しく使えば事故は起こりませんし、とても便利な調理器具といえるでしょう。


■圧力鍋で調理してはいけない食材とは?

爆発事故原因の一つである「調理不可の食材」とはどんなものがあるのでしょうか?

・カレーのルウ
圧力鍋でカレーを作ると短時間で煮込めるのですぐに食べられて便利です。
しかし、だからといってルウを入れてしまうのはNG!
とろみがパーツの目詰まりを起こしてしまい、圧がかかりすぎてしまいます。
ルウを入れるのは圧をかけ終ってからにしましょう。

・練り物や餅
おでんづくりに活躍する圧力鍋ですが、実ははんぺんやちくわなどの練り物や餅などもNGです。
これらは圧がかかると膨張し、パーツをふさいでしまうおそれがあるためです。
圧をかけるのは大根などの野菜に留め、練り物や餅は最後に入れるようにしましょう。


電気圧力鍋なら怖い音がしない!

用法や用量、注意事項を守ればとても安全で便利な圧力鍋ですが、やはり音に恐怖心を持つ人はいます。
そんな人におすすめなのが電気圧力鍋です。
火を使わず電気のみで調理するのでスイッチを入れるだけでOK!
鍋の前に付きっきりでなくて大丈夫ですし、怖い音を聞く必要もありません。
「圧力鍋に興味があるけど音が怖い・・・」という人におすすめです。


圧力鍋自体はとても安全で便利な調理器具です。
近ごろはすべて自動で行ってくれる電気圧力鍋も数多く販売されているのでぜひチェックしてみてくださいね。