水の中を伝わる音はどんな音?

音は、空気の振動で聞こえますが、実は水の中でも音を聞くことができます。
今日は、水の中を伝わる音はどんな音かについて環境スペースが説明していきましょう。

水中の音は、外からは聞こえにくくなっています。
しかし、水中でははっきりと聞こえるのです。
水中ではっきりと音が聞こえる例として、シンクロナイズドスイミングがあります。
シンクロナイズドスイミングは、音が聞こえてなそうな水中で演技をします。
実は、シンクロナイズドスイミングの選手は水中で音を聞いているから演技ができているのです。
水中で使えるマイクを使用した場合は、ほとんど音を聞くことはできません。
マイクではなくスピーカーで音楽を流した場合は、はっきりと音が聞こえます。

私たちが普段聞いている音は、音が音波になって鼓膜を震わせることで聞こえるので、水中でも音波が伝われば音を聞くことができるということになると環境スペースは思っています。
しかし、性質が異なる物質同士では音が伝わりにくいので、水中の音は空気中で聞こえにくく、空気中の音は水中で聞こえにくいということになります。
このことから、水中で聞こえる音は空気中よりもにぶくはなりますが、はっきりと聞き取れるのです。