周りに迷惑をかけているかも?「キーボードハラスメント」とは

パソコンを使っている人がそばにいる時、キーボードを打つ音が不快になることってありませんか?
席替えなどをすると、これまでの聞こえ方と違って不快に感じる場合もあります。
キーボードの打鍵音が大きすぎて周囲の人に不快感を与えてしまうことを「キーボードハラスメント」というそうです。
今回は環境スペースが、キーボードを打つ音が大きくなってしまう原因と防音対策について解説しましょう。

 

 

■打鍵音がうるさすぎる原因は?

タイピングの時、打鍵音がうるさいと指摘されたことはありますか?
自分では無意識のうちに、必要以上に激しく叩いているかもしれません。
他にもこんな原因があるのでチェックしてみましょう。

・キーから指が離れている
高い位置からキーボードを打つと、打鍵音が大きくなります。
タイピングミスを防ぐためにも、できるだけ低い位置からキーボードの上を滑らせるようにして打つのが基本です。
どの場所にどのキーがあるか把握している人は、この滑らかなタイピングができるようになります。
しかし、タイピングに慣れていなくてキーの位置が分からないと、キーボードのかなり上から叩くようにして打鍵する人もいるでしょう。
すると打鍵音も大きくなってしまうのです。
まずはキーの位置をしっかり覚え、余分な力を入れなくて済むように練習してくださいね。

・爪が伸びている
タイピングをする時に「チャカチャカ」と高い音が聞こえてくるようなら、キーに爪が当たっている可能性があります。
爪が伸びすぎていると折れてしまうこともあるので、短くカットしましょう。
ネイルをしていて爪が切れない人は、指の腹でタイピングするように意識するのが環境スペースのおすすめです。

・ストレスが原因かも
時間が迫っている時、イライラしている時など、ストレスが打鍵音を大きくしている可能性もあります。
思いっきりキーボードを打つことで、無意識のうちにストレスを発散しようとしているのかもしれません。
しかし周りにとっては、その行動こそがストレスを与えることになります。


■打鍵音を抑える方法はある?

自分の打鍵音が大きいかもしれないと思った場合はどうしたらいいのでしょうか?
すぐにできる対策を2つ、ピックアップしました。

・キーボードカバーを使おう
どうしても打鍵音が大きくなってしまう人は、キーボードに取り付ける専用のカバーを利用するのが環境スペースのおすすめです。
キーボードの汚れ防止や、隙間のゴミ予防にもなるのでぜひ使ってみてくださいね。

・キーボードの下にマットを敷こう
キーボードカバーを取り付けるとタイピングしづらくなるという人は、キーボードの下に防音マットを敷いても良いでしょう。
タイピング時の振動を吸収し、打鍵音を小さくすることができます。
マットが手に入らない場合は、タオルでもOKです。

 

 

打鍵音の大きさは、自分ではなかなか気付けないものです。
気になっていてもなかなか指摘しづらいことなので、人知れず我慢している人がいるかもしれません。
時々周囲の人と自分の打鍵音を聞き比べてみて、少し大きいかな?と思ったらタイピングの仕方を改善してみましょう。