クラシック音楽を聴くと眠くなる理由の秘密

皆さんはクラシック音楽を聴いていたらいつの間にか眠っていたという経験はありませんか?
クラシックのコンサート会場で眠ってしまっている人を何度か見かけたことがあります。
しかし、なぜクラシック音楽を聴くと眠たくなるのか不思議ですよね。
今回は、なぜクラシック音楽を聴くと眠たくなるのか?また、その対応策を環境スペースが伝授します♪

■クラシックを聴くと眠くなる理由
人の脳波の種類は全部で5つあることで知られています。
①リラックスしている時に発生するα(アルファ)波
②深い眠りの時に発生するδ(デルタ)派
③興奮している時に発生するγ(ガンマ)派
④日常の活動において発生するβ(ベータ)派
⑤うとうとしている時に発生するθ(シータ)派
この5つの中のα波は、ゆっくりめのテンポのクラシック音楽を聴いている時などのリラックス時に発生するので、そのまま睡眠へと誘われます。
人によっては、クラシックでなくてもロックなどの激しい音楽でα波を誘発する人もいるようです。
音楽には癒し効果があり、心身共にリラックスさせてくれるので、リラックスしたい時には自分が聴いていて落ち着くような選曲をすると良いでしょう。

■1/fゆらぎについて
突然ですが「1/fゆらぎ」という言葉を耳にしたことはありますか?
1/fゆらぎとは、何種類かある中のゆらぎの1つで、スペクトル密度が周波数のfに反比例するゆらぎを指し、fは0よりも大きく、有限のものとしています。
そよ風や蝋燭の炎など、自然現象の中にも見受けられ、私達人間の心拍の間隔の変化も1/fゆらぎになっているため、そのリズムと同じである1/fゆらぎがある音楽を、人は聴いていて心地良く感じるのです。

■クラシックのコンサート会場で眠らない対策法
コンサート会場で気づいたら眠ってしまうこともあるかと思いますが、周りに迷惑をかけずに静かに眠っているだけであればマナー違反にはなりません。
しかし、折角コンサート会場にまで足を運んだのだから寝ずに聴けるにこしたことはないでしょう。
対策方法としては
・事前にその日の演目プログラムを知っている場合は、事前に聴いてくる
⇒自分が知っている曲の方が眠くなりにくい
 
・「眠らないようにしないと」と思いこまない
⇒意識しすぎることでかえって逆効果に
 
・演奏者を見ながら演奏を聴く
⇒自分が演奏しているかのような気分になれるミュージッキング効果を利用しする

クラシック音楽はリラックス効果があり、睡眠を誘導します。
夜中々眠れないという人は1/fゆらぎの音楽を聴いて眠りにつくことを環境スペースは推奨しますよ♪