眠りの質と音楽は関係がある?

皆さんは、就寝前に音楽を聴きますか?
環境スペースのスタッフの中には、音楽を聴きながらでは眠れないという人もいます。
そこで今回は、眠りの質と音楽の関係について環境スペースが考えていきます。

就寝前(眠りにつく30分~1時間前)に45分間クラシックを聴くグループ、オーディオブックを聴くグリープ、何も聴かないグループに分けて3週間様子を見るという実験が行われたことがあります。
この実験では、クラシックを聴くグループは睡眠の質が良くなり、もう2つのグループは特に変化が見られないという結果が出ました。
この実験で聴いたクラシックは、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」などゆったりとした曲なので、「ラデツキー行進曲」や「威風堂々」のような曲では同じような効果は得られなかった可能性があります。

しかしこの結果からは、眠りの質と音楽には関係があると言えます。
あまりにもアップテンポな曲や大きなボリュームの曲は、逆効果になる可能性もありますが、自分自身がリラックスできる曲を就寝前に流すことによって、睡眠の質は向上します。
ただし、眠りについてからも音楽が流れ続けてしまうのは、睡眠を浅くしてしまう可能性があるので、スリープ機能などを上手く活用してみてください。
そうすることで、睡眠の質を高められるでしょう。