高気密住宅で快適に防音をする方法

近年注目されている「高気密住宅」は、気密性が高く防音効果が高い家としても知られています。
気密性が高ければ高いほど、防音効果が期待できます。
しかし、高気密住宅には高気密ならではの落とし穴もあるため、対策をとらなければいけません。
今回の記事では、高気密住宅で快適に防音をする方法を環境スペースが紹介しましょう。


■高気密にすることで防音性が高まる

家の防音効果を高めたい場合には、僅かな隙間を埋めて気密性を高める必要があります。
例えば、ドアの場合であれば床にできる僅かな隙間をゴムパッキンで隙間を埋めて気密性を高めて防音対策をします。
こうして僅かな隙間を埋めることで、外部から雑音が入ってくるのを防ぐことが可能です。
さらに防音効果を高めたい場合には、ゴムパッキンンを二重にして防音効果をアップさせることもできます。
対策をしないままでは気密性が低く、僅かな隙間から雑音が室内に侵入してしまいますが、気密性を高めて防音効果を持たせることで、静かな室内で快適に過ごすことができるのです。


■高気密住宅で快適に防音をする方法♪

しかし、高気密住宅の欠点はカビが生えやすいことでしょう。
気密性が高まることで空気の流れが悪くなり、どうしてもカビが発生しやすくなってしまうのです。
こうしたカビ・湿気問題を解決するには、こまめな換気が重要です。
現在の新築住宅には24時間自動換気システムが導入されていますが、その他にも「通気遮音ドア」を設置するという手もあります。
通気遮音ドアには、通気口が設けられているため、空気が流れやすくなります。
そのため、高気密住宅でも快適に静かに生活をすることが可能です。
通気遮音ドアは、一般住宅だけでなく、防音性が必要となるトイレや会議室などでも使われています。
このドアの遮音効果は27dBほどあるため、掃除機をかけたりテレビを見ている音が囁き声程度にまで抑えることができます。
家族のプライバシーが守られ、ストレスからも解放されるドアと言えるのではないでしょうか?
高気密住宅でカビや湿気問題に直面した時には、防音も湿気対策もできる通気遮音ドアを活用してみてくださいね。
快適に静かに生活することができると環境スペースは思いますよ。

 


気密性を高めれば高めるほど、防音性は高くなります。
しかし、気密性が高いほど、空気の流れが悪くなりカビが発生しやすくなってしまうというデメリットが…。
防音して快適に生活したい場合には、通気遮音ドアを採用してみるのも良いと思いますよ。