お知らせ方法が選べる!センサーで「音」の困りごとを解決!

「ずっと家にいたのに宅配便の不在票が入っていた」なんて経験はありませんか?
もしかすると家の中にインターホンが聞こえない場所があるのかもしれません。
今回は音を感知する便利なセンサーを環境スペースがご紹介します。

 


■家の中で起こりがちな「音」に関する困りごととは?

高気密住宅が一般化したことで断熱性がアップした一方、意外な弊害も起きています。
それが音に関するものです。

「書斎にいると電話やインターホンが聞こえない」
「隣の部屋から呼ばれても気づけない」

生活音や騒音に配慮した家づくりが思わぬ不便さを生み出してしまうこともあるようです。
こんな時はどうしたらいいのでしょうか?


■音を感知するセンサーを活用しよう

遮音性や気密性が高すぎることで必要な音まで伝わってこない場合は、音センサーを活用してみてください。
音センサーには大きく分けると2種類あります。

・音が聞こえない対策なら「音・振動センサー」
電話やインターホンが聞こえずに取り逃してしまう場合は「音・振動センサー」が役立ちます。
電話機やインターホンにセンサーを貼り付けると、離れたところにある受信機に無線でお知らせが届きます。
センサーを貼り付けるだけで配線工事などは必要ありません。
また、無線が届く範囲であれば、別の階や別の建物でも利用可能です。

・呼び声に気付けない対策なら「音感知センサー」
離れた部屋からの呼び声に気づけない場合は「音感知センサー」が便利です。
センサーを設置すると呼び声や音に反応して、受信機にお知らせが届きます。
こちらも配線工事などは不要です。
ただし、テレビの音などちょっとした物音も感知するので、体の不自由な人や赤ちゃんなど、利用できる状況が限られます。


■状況に応じて「お知らせ」方法を選ぼう

センサーの受信方法はいくつかあり、状況に応じて選ぶ必要があります。

・コンセントタイプ
受信機をコンセントに差して使用するタイプです。
電池交換の必要がなく、使用頻度が高いものに使うと便利ですよ。

・乾電池タイプ
乾電池で受信機が作動するタイプです。
電池交換の手間はありますが、コンセントのない場所でも受信できます。
使用頻度の低いセンサーに向いています。

・フラッシュタイプ
音や振動を受信すると、受信機のフラッシュライトが点灯して、視覚でお知らせしてくれるタイプ。
テレワークなどで音に配慮が必要な人や、音が聞こえづらい人に最適です。

・携帯タイプ
受信機が持ち運べるタイプなので、家の中でよく移動する人、大きな音を出したくない人に向いています。
移動中でも気付けるよう、音とLEDランプ、バイブレーションでお知らせしてくれます。

 


センサーを使えば離れたところの電話やインターホンが鳴っても即座に気づけます。
音だけでなくライトやバイブレーションのみでお知らせしてくれるタイプもあるので状況に応じた導入ができますよ。