聴かせるだけで眠ってくれる!子守唄の効果とは

子どもの寝かしつけに苦労する親御さんの話はよく耳にします。
眠る時間よりぐずる時間の方が長かったり、抱っこしていないと眠ってくれなかったり、子どもによって眠り方も違います。
寝かしつけの際は子守唄を歌うという人も多いでしょう。
実はこの子守唄、スムーズな寝かしつけだけでなく、子どもの成長にもいい効果があるといわれています。
どんな効果があるのか環境スペースが解説します。


■子守唄は子どもの成長に効果的?

子守唄には意外な効果があることがわかっています。

・眠気を誘う
子守唄とは「子どもをあやして寝かしつける静かな歌」です。
子守唄を歌うことで眠気を誘い、スムーズな寝かしつけができます。
子どもはメロディーを覚えるのでいつも同じ子守唄を歌うのがおすすめです。
しかし、同時にリズムや声質も覚えてしまうので、いつもと違う人が歌うと寝つきが悪くなることもあります。

・心拍数が安定する
スローテンポの子守唄は、子どもの脳から出るテストテロン分泌を抑えます。
すると心拍数が徐々に安定し、リラックス状態へと変化します。
子守唄のすごいところは、歌う人にも良い影響があるという点です。
声を出すことがストレス解消につながり、子守唄を歌うことでストレスを和らげ、心を癒し、ゆったりとした時間を過ごすことはできるでしょう。
子守唄は親子ともにリラックスできるので環境スペースはおすすめです。

・言葉の発達をうながす
子どもは親や祖父母といった身近な大人の会話を聞くことで言葉を覚えていきます。
そのため、子守唄を聴かせることは子どもの言葉の発達に大きな役割を果たしてくれるでしょう。
子守唄の多くは、子どもにも聞き取れるようなシンプルな単語をリズムに乗せて繰り返す構成になっているので子どもにも聞き取りやすいです。
まだ幼いうちは言葉の意味がわからなくても、話しかけられている状況を増やすことが大切です。


■歌が苦手でも大丈夫!

子どもを寝かしつけるためとはいえ、親御さんにとってはアカペラでの独唱と変わりません。
「歌が苦手」「家族に聞かれるのが恥ずかしい」という人も多いでしょう。
そんな時はyoutubeなどの動画配信サービスやCDを利用するのがおすすめです。
子どもは低音よりも高音を好む傾向があるため、シンプルなオルゴールなどは子守唄代わりになります。
高音でありながら柔らかな音色が魅力のオルゴールなら気に入ってくれる子どもも多いでしょう。
子守唄のバリエーションに悩んでいる人もぜひ活用してみてください。


子どもの寝かしつけに有効な子守唄には、リラックス効果や言葉の発達をうながす効果もあるとされています。
スムーズな寝かしつけに役立つ動画やCDも多くあるので活用してみてくださいね。