動物の鳴き声、いくつ知ってる?あの動物の意外な鳴き声とは

犬は「ワンワン」、猫は「ニャー」、豚は「ブーブー」・・・。
動物の鳴き声と言えばコレ!というものがいくつかありますよね。
では、パンダやウサギは?
子どもに聞かれると「うさぎはピョンピョンだよ~」と答える人もいますが、実際はどうなのでしょうか?
今回は環境スペースが、あまり知られていない動物の鳴き声について調べてみることにしました。


■シマウマは馬だよね・・・?いいえ実は「ロバ」の仲間なんです!

サバンナの動物といえば、シマウマ。
「ウマ」というくらいだから、馬の仲間なんじゃないの?と思う人も多いでしょう。
でも実はシマウマは「ロバ」に近い動物なんです。
確かに馬よりも小さめで、鼻の形もロバっぽいですね。
鳴き声は、「ワンワン」と犬のように鳴きます。
ただし動物園で見るシマウマはほとんど鳴くことはないそう。
動物が鳴き声を上げるのは、ほとんどの場合威嚇や警戒の意味があります。
もし動物園で鳴き声を聞くことがあったら、かなりレアな体験です。


■意外過ぎる!?パンダの鳴き声

ぬいぐるみのようなふっくらした体がかわいいパンダ。
熊にも似ていますが、鳴き声は意外かも!
赤ちゃんの頃は、人間の赤ちゃんの泣き声や子猫に似た声を出します。
そして大人になると、「メェ~」とヤギのような鳴き声になるそうです。
笹を食べているイメージがありますが、実は肉食のクマ科に属しています。
野生のパンダは肉を食べることもあり、中国では家畜のヒツジが食べられてしまったことがあるとか・・・。
鳴き声は草食っぽいのに意外だなと環境スペースは思いました。


■うさぎには声帯がない!?鼻を鳴らして抗議することも

ペットとして人気のうさぎは、鳴き声がほとんどないとされています。
それは声帯が発達しなかったからであり、声を出して敵に見つかるのを防ぐための進化だと考えられているそうです。
ナキウサギという野生のうさぎは鳴き声を出しますが、普段よく見るうさぎはほとんど鳴きません。
ただし飼っていると時々鳴き声のような音が聞こえることも。
それは厳密に言うと声ではなく、鼻を鳴らしている音です。
嬉しい時は高い音で「プゥプゥ」と聞こえ、不満がある時は低い音で「ブーブー」と聞こえると言う飼い主もいるそうですよ。
また、怒ると「足ダン」といって後ろ足を大きく踏み鳴らすこともあるとか。
声が出ない分、鼻や足を鳴らすなんて、なんだか健気ですね♪


動物園に行ったら、動物の鳴き声にも注目してみると面白いでしょう。
珍しい鳴き声が聞こえてきたら、環境スペースにも教えてくださいね(*^^*)