飽きずに遊んでくれる「音の出る絵本」!どんなタイプがあるの?

子ども用におもちゃを買い集めてもすぐに飽きてしまったり、収納場所を取ってしまったりと、苦労している親御さんも少なくないでしょう。
「飽きずに遊んでくれて、場所を取らないおもちゃ」があったらいいと思いませんか?
今回はそんな優秀なおもちゃ「音の出る絵本」を、環境スペースがご紹介します。

 


■音の出る絵本とは?

ボタンを押したり、動かしたりすると効果音や音楽が流れる絵本のことを「音の出る絵本(音絵本)」と呼びます。
特徴はボタンの形状と音が連動している点です。

◎楽器の形をしたボタン:その楽器の音色が楽しめる
◎動物の形をしたボタン:その動物の鳴き声を覚えられる
◎運転レバーの形をしたボタン:乗り物の効果音が楽しめる
◎文字の形をしたボタン:発音や読み方を覚えられる

なかには押すと音と一緒にピカピカと光るようなタイプもあります。
おもちゃとしても知育絵本としても活用できるので夢中になる子どもも多いです。
電池を入れる必要があるので「おもちゃ」の認識で問題ありませんが、おもちゃ屋さんでも本屋さんでも取り扱いがあります。


■どんなタイプが人気なの?

様々な種類がある音の出る絵本ですが、どのようなタイプが人気なのでしょうか?

・音感が養われるピアノ系
「音の出る絵本といえばこれ」といっても過言でないくらいに定番だったのがピアノ系です。
鍵盤を押すと電子音が流れます。
鳴るのは正しい音程なので、手軽に音感が養われると人気でした。

・音だけが収録された太鼓系
おもちゃ遊びに慣れてきた子どもが夢中になるのが太鼓系です。
大きめのボタンを押すと太鼓や鈴の音が鳴ります。
おなじみの童謡やアニメソングなどが収録されているのですが、メロディーラインのみなので「ただ聞く」といった遊び方もできるのが特徴です。

・自然と英語に触れられる言葉系
英語教育に特化したタイプも人気です。
動物の名前とその鳴き声、あいさつなどを英語で聞かせてくれるので遊びの中で英語に触れられます。
日本の童謡やアニメソングを英訳した歌や、海外の童謡、ディズニー映画の主題歌などが収録されているものもあるなど、バリエーションが豊富です。


■子どもの好みに合わせて選ぶのがポイント!

楽器やハンドルといった昔ながらのボタン型の他に、近ごろはタブレット型も登場しています。
内容も、歌や楽器を楽しめるものから乗り物の運転体験ができるものまであります。
親が与えたいものと子どもが遊びたいものが一致するとは限らないので、様子を見ながら好みに合わせて選んであげるといいでしょう。

 


音の出る絵本は「ボタンを押したら音が鳴る」という因果関係を学ぶにはピッタリです。
おもちゃで遊んでくれない、すぐに飽きてしまうという場合は音の出る絵本を試してみてはいかがでしょうか。