音が歓迎のサイン?神社で起こりがちな不思議な現象とは

神社を訪れた際に、鈴の音が聞こえたといったような不思議な経験をしたという話はよく耳にします。
神様がいらっしゃる神社では、理屈では説明できない現象も起こりやすく、なかには参拝者を歓迎するサインである場合もあるようです。
今回は代表的な歓迎サインについて、環境スペースのスタッフが解説しましょう。


■催事に遭遇する

神社を訪れた時に偶然、ご祈祷や結婚式、お宮参りなどの催事に遭遇することがあります。
実はこれ、神様があなたの訪問を歓迎してくれているサインです。
催事で行われる神事では、神楽や舞が奉納されることが多く、鳴らされる鈴や太鼓の音には浄化作用があったり、ご縁を呼び込んでくれたりするといわれています。
偶然的な遭遇率は高くありません。
もしも催事に遭遇した場合は、しっかりとお参りして神様にご挨拶をしておきましょう。


■鈴の音や太鼓の音が聞こえる

参拝中に、拝殿の方から鈴や太鼓の音が聞こえることがあります。
神事が行われていないにもかかわらず音が聞こえる場合も、神様からの歓迎サインと受け取っていいでしょう。
ハッキリと「拝殿の方向から音がする」とわかる場合もあれば、どこか遠くから風に乗ってうっすら聞こえてくるというケースもあり、聞こえ方も人それぞれのようです。
音の種類に関しても、鈴や太鼓の他に、鐘の音やラップ音が聞こえることもあるようです。


■空気が変わる、風が吹く

鳥居をくぐった際や境内に入った際に、さぁっと風が吹いたり、空気が変わったように感じたりした経験はありませんか?
これらの現象も神様からの歓迎サインと考えられています。
他にも、

◎風が吹いていないのにご神木がサワサワと音を立てている
◎風が吹いていないのに紙垂がクルクルと動いている
◎晴れていたはずが急に雨が降ってくる
◎雨が降っていたのに急に晴れて日差しが出る

こういったものも歓迎の証といえるでしょう。


■生き物に出会う

境内で生き物に遭遇することも、神様からの歓迎サインといえるでしょう。
神様が生き物の姿を借りていたり、神様のお使いが出迎えてくれたりしているのではと考えられています。
猫やハト、蝶々やカエルなど、様々な姿で迎えてくださるので、境内で生き物を見かけたら歓迎してくださっていると思っていいでしょう。
間違っても怖がったり、追いかけたりしないようにしてください。


神社を訪れた際、聞き慣れない音を耳にするなど、いつもと違ったように感じられた場合は神様からの歓迎サインかもしれません。
そういった時はしっかりと参拝し、ご挨拶と感謝をお伝えしましょう。
きっといいことが起こりますよ。