どうしてこんなに上手いの!?K-POPボイトレの秘密

世界中で人気の音楽ジャンルになったK-POP
韓国の歌手やアイドルが好きな人に理由を聞くと、歌唱力やダンスのテクニックが挙げられます。
特に歌唱力は、近年K-POPの大きな強みになっているポイントです。
同じアジア人でありながら、R&Bもパワフルに歌いこなせるような歌手も多く存在しています。
韓国のシンガーがこれほどの歌唱力を身に付けるようになったのは、特別な発声方法を習得しているからだとか。
今回は、環境スペースがK-POPでどんなボーカル練習がされているか調べてみることにしました。


K-POPアイドルはボイトレが当たり前!?

日本のアイドルの場合、歌唱力やダンスのテクニックよりも愛嬌やフリートーク力などのバラエティ適応能力が重視される傾向にあります。
しかし韓国では、何よりも歌唱力・ダンス技術が求められています。
どんなにビジュアルが良くても、トークが上手くても、歌やダンスが苦手ではデビューすらできません。
デビュー後も歌唱力をレベルアップし続け、難易度の高い曲も歌いこなせるようにならなければ、トップアイドルにはなれないでしょう。
K-POPアイドルは新人からベテランまで、ボイストレーニングを欠かさず行います。
正しい音程を確認したり、出せる音域を広げたりするための練習を継続することで、高い歌唱力を獲得しているのです。


K-POPアイドルの腹筋は割れている!?

日本のアイドルを見ると、一般的には大人と言われる年齢になっても少女らしさをキープしている人が多いです。
華奢な体型、丸みを帯びふっくらとした体型のアイドルもいますよね。
一方K-POPアイドルは、女性でもアスリートのような腹筋を持つ人が多いです。
全ての女性アイドルで腹筋が割れているわけではありませんが、メインボーカルを務めるメンバーやダンサーとしての役割を持つメンバーは筋トレを欠かしません。
K-POPは高音パートが多い曲が人気で、高音域をブレずに発声するには腹筋に力を入れる必要があります。
腹筋が鍛えられていないと、喉や口元に力が入り過ぎて伸びやかな高音が出せなくなるのです。
K-POPの曲を歌いこなすには、日頃からアスリート並みの運動をして基礎体力をアップし、筋肉を鍛えておかなければなりません。
韓国の芸能事務所では、アイドルに筋トレやランニングなどの運動も積極的に指導しています。


■韓国アイドルの高音はリップトリルで練習する!

高音域の音を発声する時、喉を締めてしまう人が多いです。
伸びやかな声を出すにはお腹を膨らませるようにして息を吸い、少しずつ息を吐きながら発声します。
高音の時も、吸った息を全て吐き切るイメージで発声しましょう。
少しずつ息を吐けば繊細で優しい声に、たっぷり息を吐けば力強い声になります。
高音を出す時も腹筋に力を入れ、吐く息の量をコントロールしてください。
ただし、力を入れるのは腹筋だけ、喉や口元、肩や腕の力は抜きましょう。
息を細く長く、一定の強さで吐く練習を「リップトリル」といいます。
高音を出すのが苦手な人や、歌をうたうと息切れしてしまう人におすすめの練習方法です。
まずは、めいっぱい息を吸い込み、お腹の下の方に溜めましょう。
口をすぼめ、できるだけ長く続くように細く息を吐いていきます。
慣れてきたら同じ音をできるだけ長く、一定の強さで発声できるか練習してみてくださいね。


韓国式ボイストレーニングについては、Youtubeなどの動画配信サービスでも閲覧することができます。
現役アイドルが実践している動画も見つかるので、ぜひ検索してみてください。