動画の倍速再生で学習効率アップ!再生速度を調節する方法

Youtubeやオンデマンド動画サービスを使って学習する人が増えています。
リアルな会場での研修や勉強会では、講演者の話すスピードを変えられません。
一方動画配信であれば、自分が聞き取りやすい速度で再生できます。
時間の短縮になるだけでなく、集中力がアップすると感じる人も多く、便利な機能ですね。
今回は動画を倍速再生する方法と、これによって得られる学習効果について、環境スペースが解説します。


■遅くする?速くする?動画倍速再生

動画の再生スピードを上げたり下げたりすることを「倍速再生」といいます。
Youtubeや音声メディアなどでも倍速再生機能があり、自分が聞き取りやすいスピードに調節することが可能です。
早口で聞き取りづらい時は再生速度を下げ、もっと早く話を進めてほしい時は再生速度を上げましょう。
ツールによっても違いますが、およそ0.25~2倍の速度を選択できます。
特に若い世代では、短時間で多くの情報を得られる動画に人気が集まっており、倍速再生を選択する人も多いです。
ショート動画が流行しているのも、一つの要因となっているでしょう。


■動画を倍速再生するには?

今回は、Youtubeで倍速再生をする方法について環境スペースが解説します。
まずは視聴したい動画をタップし、「…(正しくは縦向き)」をタップします。
「再生速度」をタップし、お好みの速度を選択しましょう。
動画を視聴している最中で早送りしたい場合は画面右側をダブルタップ、巻き戻したい場合は画面左側をダブルタップしてください。
2倍速で早送りしたい場合は動画を長押し、指を離すと早送りが停止されます。
その他の動画配信サービスは、お使いのツールをよく確認してご利用くださいね。


■動画を倍速再生すると得られる学習効果は?

再生速度を上げても下げても、理解度が低下することはありません。
再生速度を上げて動画を視聴または音声の聞き取りをすると、集中力がアップするという実験結果が報告されています。
再生速度が遅すぎると脳がリラックスしてしまい、眠くなったり飽きたりする可能性があります。
ボーっとしていたら聞き逃してしまうくらいのスピードで再生すると、注意力・集中力が増して効率的に知識が吸収されるでしょう。
そのため、ゆっくりした速度で動画を視聴するより、1.5~2倍速で再生した方が学習効果を高めることができると考えられています。


動画や音声メディアで英会話・ビジネス系の勉強をしていて、いつの間にか眠くなってしまう・・・という人は倍速再生を試してみましょう。
1.5~2倍程度にスピードアップして視聴すれば、効率の良い学習ができます。
初めは聞き取りづらいかもしれませんが、慣れれば時間短縮にもなりますよ。