ご近所から騒音クレームがきてしまった!どうしたらいい?

マンションで隣室や上階からの騒音に悩まされている、という話はよく耳にしますね。
では逆に、自身が騒音元になってしまったらどうしたらいいのでしょうか?
対処法を環境スペースが解説します。


■騒音のクレームがきたらどうすべき?

マンションで隣人や階下の住人から騒音についてクレームがきてしまったら、どうしたらいいでしょうか?

・まずは謝罪する

ご近所から騒音のクレームがきた場合、まずはきちんと謝りましょう。
クレームに対して納得いかないなどの気持ちもあるかもしれませんが、ここでふてくされた態度を取ってしまうと悪印象になります。
近所づきあいを考えれば、ちょっとした騒音であれば目を瞑る人も多いです。
そのため、クレームをつけるということは相当迷惑をかけてしまっているおそれも。
騒音に対してまったく心当たりがなかったとしてもまずは謝った方が解決につながりやすいです。

・どのような騒音なのか詳しく聞く

きちんと謝罪をしたのち、騒音の詳細を教えてもらいましょう。
いつ・どのような音が・どれくらい続くのか、といったことを聞き、本当に自分が騒音元なのか確認します。
夫婦2人しか住んでいないのに「子どもの声や足音がする」という場合や、日中は誰もいないのに「テレビの音がうるさい」といった場合は別の部屋が騒音元であるとハッキリさせることができますよ。

・騒音が出ないように気をつける

騒音の内容を詳しく聞いた結果、やはり自身が騒音元だった場合はしっかりと謝って、今後騒音を出さないように意識した生活をしなければなりません。
足音やテレビの音、話し声などであれば防音マットを敷いたり、家具の位置を工夫したりするだけでも改善する場合があります。
早朝や深夜に洗濯や掃除をしていた場合は時間帯を変えるなどの対策も有効ですね。


■騒音のクレームがきた際の対処法

騒音はトラブルになりやすく、注意が必要です。
ではクレームがきてしまった場合の対処法を確認しておきましょう。

・相手と直接やり取りしない

マンションで騒音クレームが出た場合、多くは管理会社経由で連絡がきます。
これは後々大きなトラブルに発展しないための措置で、住人に対してクレームがある場合はまず管理会社に知らせることとしているマンションが多いためです。
しかしなかには管理会社を通さずに直接クレームを言いにくるケースも。
そういった場合は必ず管理会社に連絡して、間に入ってもらうようにしましょう。

・対策は真摯に取り組む

騒音クレームを受けた際「納得いかない」「モヤモヤする」と感じることもあるかもしれません。
しかしだからといって放っておいても更なるクレームがくるだけです。
ここは真摯に対策を行い、穏便な解決に努めましょう。
いくら対策してもクレームが止まらない場合は引越しを検討してもいいかもしれません。

 


騒音トラブルは自身が当事者になってしまうこともあり得ます。
もしもクレームがきてしまったらなるべく穏便に解決できることを目指しましょう。