ドレミファソラシドの起源は、数学者?

を表現する時に、ドレミファソラシド~と表現することがありますよね。
今や音楽に欠かせない存在である「ドレミファソラシド」は、数え切れないほどの音楽を作っています。
音を分かりやすく伝えるために音階というものがありますが、これこそが「ドレミファソラシド」のことなのです。
音を表現するために必要不可欠な音階は、誰がどのように作ったのか、ご存知でしょうか?
今回環境スペースでは、この「ドレミファソラシド」という音階の起源についてご紹介していきましょう。

実は、この音階を作った人物とされているのが音楽家ではなく、数学者であるピタゴラスなのです。
ピタゴラスは、「ピタゴラスの定理」を発見したとして知っている方も多いでしょう。
そんなピタゴラスは、世界の様々なものを数学で解き明かしたいと考えていたそうです。
音を生み出す「弦」に注目し、その弦の長さによって弾いた時の音が変わりますが、弦の長さの比が重要であることに気付きました。
そして、そこから弦の長さによって美しく響く比があることを発見します。
弦の長さを調節することで、相性のいい音を探していき、ドレミファソラシドの音階が生まれていったそうです。

音に欠かせない音階は、音楽家ではなく数学者のピタゴラスが生み出していました。
ピタゴラスの発見は、数学界だけでなく音楽界にも大きな影響を与えているのですね。