音の風景サウンドスケープ

音にまつわる話をご紹介している環境スペースです。
サウンドスケープ」という言葉を聞いたことがある方はいるでしょうか?
あまり聞き馴染みのないサウンドスケープですが、日本語では「音の風景」と訳すことができます。
サウンドスケープは、音を自然科学や人文科学などの様々な点から総合的に捉えている概念のことを指しています。

例えば、田舎にサイクリングへ行ったとします。
田舎は田んぼばかりで、静かな環境ですが、普段は車移動をすることが多いので音を耳にする機会は少ないかもしれませんが、サイクリングは直接音の環境を感じることができるのです。
かえるの鳴く声や風で揺れる木の音、近くを流れる川のせせらぎなどの、音と環境がうまく融合したような情景をサウンドスケープと言います。

ウォーキングする時や普段のお出かけ時にも、少し自然の音に耳を傾けてみると癒されますよ。
都会では雑音が多いため、サウンドスケープを感じることは難しいかもしれません。
しかし、ウォークマンiPodなどを使って、その場所に合う音楽を探してみるのも楽しいですよ。
ここの風景には、こんな音楽が合うなあというように選んでみると、意外とリラックスできておもしろいでしょう。
環境スペースでもサウンドスケープの様な、リラックスできる音環境を作るためにこれからもどんどん音に関する学びを深めていきたいと考えています。