若い頃より声が低くなった!?女性にもある声変り

男性の多くは思春期のころ変声期を迎えます。
声が子どもの頃より低くなり、男性らしい太い声になりますね。
女性にも声変りをする人がいて、男性と比べればそれほど大きな変化ではありませんが多少声が低くなります。
男性も女性も、子どもの頃より声が低くなるのは普通のことです。
男性の場合は低くて太い声が魅力になりますが…
女性の場合はなるべく若々しく、キレイな女性らしい声でいたいですよね。
今回は環境スペースが、なぜ女性も声が低くなってしまうのか調べてみました。

 

 

■声変りは老化のサイン!?

思春期に男性の声が低くなるのは、声帯が長く厚くなるためです。
女性も若干声帯が長くなるので、子どもの頃よりは少しだけ声が低くなります。
老化が進むとさらに声は低くなり、滑舌が悪くなったり、声がかすれたりするようになります。
声帯は声を出す時にぴったりと閉じ、息を吸う時に開く仕組みです。
加齢とともに声帯がたるむと、声を出す時に声帯が閉じられないため、かすれたようなハリのない声になります。


■女性の変声期は更年期

女性の場合、女性ホルモンの分泌量が減少することで声帯が太くなる可能性があります。
女性ホルモンが減ると性格や見た目が男性的になるといわれていますが、声帯でも同じことが起こっているのですね。
反対に男性は、加齢とともに声が高くなる人がいます。
声帯の筋肉が硬くなり、深みのある低い声が出なくなるのです。


■声だけじゃない!?声帯は体の老化を示す

声帯の筋力が落ちてぴったり閉じられなくなると、体にも力が入りにくくなります。
瓶のフタが開けられなくなった、重いものを持つときに踏ん張れなくなった人は声帯が衰えているかもしれません。
また、声帯が開きっぱなしになることで誤嚥のリスクもあります。
気管に食べ物や唾液が入ると肺炎を引き起こす可能性もあるので、特に高齢者は注意しましょう。


■若々しい声は首のトレーニングから!

声帯を鍛えると、若い頃のようなハリのある声をキープできます。
声帯や、まわりにある首の筋肉を鍛えましょう。

①胸の前で両手を組み、大きく息を吸いこみます
②組んだ手を左右に引っ張り合いながら、5秒息を止めてください
③力を抜き、ゆっきり息を吐いていきます

これを1セットとして、一日3回行うと声帯を鍛えられますよ。

 

 

声帯を若々しい状態に保つには、声帯や首のトレーニングを毎日続けましょう。
ハミングをするのも環境スペースのおすすめです。
乾燥も喉に悪影響なので、保湿も欠かせませんね。