食事の支度をしようとしてガスコンロに火をつけたら異音がする・・・そんな経験ありませんか?
異音の種類によっては早急に対処が必要な場合もあります。
今回はガスコンロの異音について環境スペースが解説しましょう。
■ガスコンロの異音は種類が多い!
突然、ガスコンロから音が鳴ったらおどろきますよね。
実はガスコンロからは様々な音や異音が鳴ります。
どういったものがあるのか事前に知っておくことで万が一の際にも慌てずに済みますよ。
・ピーピー、ピピッ
「ピーピー」や「ピピッ」などの電子音が一定間隔で鳴る場合は安全装置などが作動しているおそれがあります。
その場合は必ず、エラー表示が出ているはずなのでメーカーサイトなどで詳細を確認しましょう。
・ボッ
点火する際に「ボッ」という異音とともに炎が大きくなることがあります。
考えられる原因はバーナーキャップのズレや汚れによる目詰まりです。
まずはバーナーキャップがズレていないか確認してください。
目立つ汚れがあるようなら洗って、よく乾かしてから正しく取り付けましょう。
・カチカチ
点火時に「カチカチ」と異音がし、火がつかなかったり、すぐに消えたりするケースもあります。
考えられる原因としては、
◎バーナーキャップのズレ
◎汚れによるバーナーキャップの目詰まり
◎バーナーが濡れている
◎電池切れ
以上の4つが挙げられます。
バーナーキャップを洗ってからよく乾かし、正しくセットしても改善が見られない場合や、異臭もする場合はメーカーへ問い合わせてください。
■もしかしてガスコンロが寿命を迎えているのかも?
前述以外でも注意しなければならない異音があります。
それが次の2つです。
◎大きい爆発音
◎前日までにはしなかった音
この2つに該当する場合はガスコンロが寿命を迎えているのかもしれません。
一般的なガスコンロの寿命は10年ほどです。
ただし、使用頻度やメンテナンスの程度によって10年に満たなくても交換が必要なケースも少なくありません。
聞き慣れない音が鳴るようになった、異音だけでなく異臭もするといった場合は部品の劣化による故障も考えられます。
放っておくと事故が起こる危険があるためすぐに使用を中止し、メーカーへ問い合わせてください。
「これくらいなら大丈夫」と使い続けたり、自分で直そうとしたりするのは危険なので絶対にやめましょう。
当たり前の存在になるとつい忘れがちですが、ガスコンロは火を使う危険なものです。
少しでも変化を感じた場合はすぐに火を止めてメーカーへ問い合わせてくださいね。