ホームベーカリーはなぜうるさい?防音対策はできる?

材料を入れておけば後は待つだけという調理家電が人気ですよね。
その先駆けとなったのがホームベーカリーではないでしょうか。
今回は、「うるさい」と言われてしまいがちなホームベーカリーの音について環境スペースが解説します。


■ホームベーカリーは音がうるさい?

稼働音が大きい家電の一つが、ホームベーカリーです。
寝る前にタイマーをセットしておけば翌朝には焼きたてのパンが食べられるため、人気の家電です。
でも、そうなると稼働するのは早朝ということに。
寝入っている時間帯に大きな音がするため、家族だけでなく近隣からもクレームがきてしまった・・・という話もよく耳にしますね。
ではなぜホームベーカリーは音が大きいのでしょうか?

 

・こねる時にモーターが稼働するから

ホームベーカリーの音が大きいといっても、スタートから焼き上がりまでずっとうるさいというわけではありません。
一番長く続く騒音は20分程度、パン生地をこねる工程でのモーター音です。
モーターが稼働すると重低音が響くだけでなく振動も起こるため、うるさく感じやすいのでしょう。

 

イースト投入時に振動が起こるから

全工程の中で一番大きな音が出るのが、イースト投入時です。
全量を確実に投入させるために大きく振動するので、音も大きめです。
時間としては数秒程度ですが、ビックリして起きてしまう人もいるくらい大きな音が出ます。

 

■ホームベーカリーの音を抑えることはできる?

起きてすぐに焼きたてのパンが食べられるのは魅力ですが、あまりに大きな音が出ると使うのを躊躇してしまうこともあるでしょう。
ホームベーカリーの音を抑えることはできないのでしょうか?

 

・防振効果のあるマットを敷く

ホームベーカリーの音は、モーターの稼働や振動によるものです。
その振動を抑えられれば、軽減できるでしょう。
おすすめなのが、防振効果のあるマットを敷くこと。
吸音や遮音といった対策では振動による音の伝わりを遮ることは難しく、せっかく対策をしてもあまり効果は期待できません。
しかし、防振マットならば振動音をある程度遮断してくれますよ。

 

・なるべく床に置いて使う

テーブルやキャビネットの上などにホームベーカリーを置いていると、振動が伝播した際に更なる振動を生み、音が大きくなってしまう場合があります。
騒音を抑えるには稼働時だけ床に直接置いて使うのがおすすめです。
その際に防振マットを敷けばかなりの音を抑えられるでしょう。


ホームベーカリーは、稼働音が大きいことで知られている家電です。
最近は静音タイプも登場していますし、しっかりと対策を取れば、ある程度は音を抑えられますよ。