動画を見ながら食事をすると太る!?BGMで痩せやすい体質へ!

撮りためていたドラマを見たり、お気に入りの動画チャンネルなどをチェックしたりするとどうしても時間が足りなくなりますね。
ついつい食事をしながら見るのが習慣になっているという人も多いでしょう。
しかしそれが太りやすい体質をつくってしまう原因になることも・・・。
今回は食事と音の関係について環境スペースが解説しましょう。


■BGMで料理の味が変わる?

実は食事は味覚だけではなく、視覚や聴覚も使われています。
盛り付けや料理の色合いに対して「目にも美味しい」と表現したり、揚げ物などの食感に対して「音まで美味しい」などの言い方をしたりしますね。
同様に、BGMには食欲の増進、料理の味の変化などの効果があることがわかっています。
食欲がない時はBGMをかけるといいですよ。
ただし人は食事の際に大きな音を聞き続けると甘みや塩味が強いものでないと「美味しい」と感じにくくなってしまうそうです。
さらにテンポの速い音を聞きながら食べると、食べ物を口に運ぶ回数が増えるという研究結果も出ています。
つまり、テンポの速い曲を大音量で聞きながら食事をすると糖分・塩分過多になる挙句、早食いになって太りやすくなってしまうということです。


■食事中に動画を見ると太りやすくなる!?

テレビを見ながら食事をする習慣がある人もいるでしょう。
さらに最近増えているのがPCやスマホで動画を見ながら食事をするというもの。
番組や動画視聴と食事が一度に済ませられるのでタイパがいいという人もいますが、健康面からみるとおすすめできません。
理由は、視覚と聴覚が画面に集中するためです。
食事は五感を使うことで食欲を満たし、満腹中枢が刺激されます。
しかし画面を見ながら食べると食欲を満たすまでに時間がかかってしまい、結果的に食べ過ぎてしまいます。
「半分だけと思っていたのに全部食べてしまった」「気がついたら食べ終わっていたけど実感がない」という経験がある人は食事の際にテレビや動画を見るのをやめた方がいいかもしれませんね。


■ダイエットにはスローテンポな曲が◎

大音量でアップテンポなBGMやテレビ、動画の視聴は太る原因になりやすいです。
ではその逆の環境を作ればダイエットに効果的だということになりますね。
事実、スローテンポのBGMには食事の速度を下げる効果があります。
ゆっくり食べることで少ない量でも満腹感が得られるので無理なくダイエットできます。
特におすすめなのはクラシックです。
クラシックにはリラックス効果もあるため、ダイエット中のイライラにも◎
スローテンポの静かな曲を選んでBGMにすれば落ち着いた気持ちで食事を楽しめるでしょう。

 


テレビを見ながら食事をすることが習慣になっていると、BGMだけという環境は物足りないかもしれません。
しかし、五感すべてを使って料理と向き合うことでこれまで以上に満足感を得られるようになるはずです。
さっそく今日から試してみてくださいね。