上手な謝罪の仕方とは?表現の使い分けやポイントを解説!

「ごめんなさい」「すみません」「申し訳ありません」・・・日本語には謝罪表現がいくつもありますね。
謝らなければならない場面でどれを使うかはとても重要です。
間違えてしまうと逆効果になってしまうことも。
そこで今回は表現の違いや謝り方のポイントなどについて環境スペースが解説しましょう。


■謝罪表現は使い分けが重要!

まずはそれぞれの謝罪表現についてみていきましょう。

・ごめんなさい

家族や友人など、親しい人へ謝る際によく使われます。
カジュアルな表現なので柔らかく親しみを感じやすい一方、子どもっぽい印象を与える場合も。

・すみません

公共の場で謝罪が必要になった場合によく使われます。
謝罪以外にも呼びかけや感謝を表す際にもよく使いますね。
ビジネスシーンで使う場合は先輩や上司など、ごく身内に限られるケースが多いです。

・申し訳ありません

相手に対し誠心誠意、謝罪をする際に使う表現です。
「申し訳ない」とは「なにも申し上げる(弁明できる)ものがない」という意味であり、謝罪としては最上級の表現となります。
取引先や顧客などへはこちらを使った方が適切といえます。


■謝罪は直接行うのが鉄則!

チャットやメール、オンラインなどでやり取りする機会が多くなりましたね。
謝罪はすぐにした方がいいのはその通りですが、だからといって直接顔を合わせずに行うのは失礼です。
特にこちらに非がある場合は声に出して直接謝罪しましょう。
「わざわざ足を運ぶ」「顔を合わせて声に出す」という行動も謝罪に含まれていると考えることが重要です。


■謝り方のポイントは?

不祥事を起こした企業や有名人が出した謝罪コメントの内容が原因で、さらに事態が悪化するケースは珍しくありません。
せっかく謝罪をしても相手の感情を逆なでしてしまっては意味がありません。
謝り方のポイントは次の通りです。

◎まずは非を認めて謝る
◎責任は自分にあることを明確にする
◎相手を不愉快にさせてしまったことを謝る
◎再発防止策を伝える
◎最後にもう一度謝る

この5つを押さえることによって本当に反省している気持ちや誠実さが伝わり、なおかつ相手からの悪印象を和らげることができるでしょう。
重要なのはしっかりと非を認めることです。
保身や責任回避の気持ちから曖昧にさせてしまいがちですが、そういった打算はすぐに見透かされてしまうので注意してくださいね。

 


謝罪には表現の選択や押さえておくべきポイントがあります。
「謝り方がよくわからない」「謝ると逆に相手を怒らせてしまう」という人はぜひ参考にしてみてください。