仕事中に聞くなら雨の音がマスト!驚くべき効果とは?

リラックスできるとして人気なのが自然音のBGMですね。
鳥の鳴き声や木々のざわめき、川のせせらぎなど、いわゆる「1/fゆらぎ」と呼ばれる自然音特有のリズムが脳をリラックス状態へ導いてくれるといわれています。
この自然音のなかで注目したいのが雨の音です。
今回は雨の音の効果的な活用タイミングについて環境スペースが解説しましょう。

 


■雨の音はストレス解消に効果的?

自然音の多くは脳を休める効果が得られますが、雨の音はそれだけではありません。
しとしとと降り注ぐ雨音は1/fゆらぎであることに加え、「雨によって洗い流す」というイメージを連想しやすいため、リフレッシュやストレス解消に効果的だといわれています。
雨の音のみを集めたCDや配信動画などもあるので、精神的な疲労を感じた際は聞いてみるといいでしょう。


■雨の音で作業効率がアップする?

リラックスやストレス解消と聞くと、一日の終わりを連想する人も多いかもしれません。
仕事を終え、寝る前のひと時に自然音を聞くのももちろん効果的ですが、雨の音に関しては他にも活用法があります。
それは集中力を上げたい時です。
雨の音は、脳がスッキリとリラックス状態なると同時に集中力を活性化させる効果もあるといわれています。
「なんだか注意力が散漫になってきた」「集中して一気に作業をこなしたい」といった時は少し休憩を取るなどして雨の音を聞くといいかもしれませんね。
また、仕事でミスをしてしまった際にも雨の音は効果的です。
雨の音を聞くことで緊張や焦りといった気持ちを洗い流し、しっかりと切り替えができるでしょう。
「焦って気持ちが逸る」「凡ミスが続く」といった時は雨の音を聞く習慣をつけるといいですよ。


■雨で気分が沈んでしまうケースも

リラックスやストレス解消に効果的な雨の音ですが、なかにはマイナスなイメージを持つ人もいます。
雨の音を聞くことで「雨の日」を連想してしまうようですね。
雨が降ると空が曇り、十分な日差しを浴びられません。
すると脳内で生成されるセロトニンの量が減ります。
セロトニンには幸福感や精神的な安定に影響するといわれており、生成量が減ると気分が落ち込みやすくなったり、活力が低下したりします。
雨の音を聞くことで脳が勘違いをしてしまい、気分が沈んでしまうケースもあるようです。
雨の日が苦手という人は川のせせらぎや波の音などを聞くようにするといいかもしれませんね。

 


自然音のBGMの癒し効果は広く知られています。
なかでも雨の音は聞くタイミングによって得られる効果が変わるなど、使い勝手のいい音です。
いつも寝る前に聞いているという人は仕事中に試してみてはいかがでしょうか。