幼少期にしか身に付けられない絶対音感

突然聞こえた音が、音名で分かるという絶対音感
絶対音感を持っている人は、わずか0.2~0.5%と言われています。
音大生でも半数しか絶対音感を持っていないとされており、絶対音感は子供のうちから楽器を習わせないと身につきません。
今回の記事では、子供のうちから音感を身に付ける方法を環境スペースが紹介します。


絶対音感とは

音感とは、音のキーを認識する能力を指し、2つの種類があります。
音感は、「絶対音感」と「相対音感」に分けられ、音感がいいのは少しの音の高さの違いでも正確に判断できることを言います。
絶対音感は、ある音を聞いた時にその音を絶対的な高さで認識し、他の音と比べなくてもドレミを言い当てることができるため、ピアノの音を聞いただけで音が分かるんですよ。
精度が高い場合は、チャイムの音や機械のモーター音などの生活音も音名で答えることができます。
絶対音感を持つ人は20万人に1人と言われ、珍しい能力とされています。
日本ではピアノ教育を小さいうちから受けることができ、トレーニングを受ける子供も多いため、絶対音感を持っている人が多いことで知られています。

絶対音感は、誰でも簡単に身につけられるわけではなく、幼少期である4、5歳にしか養うことができないほど難しいと言われています。
そのため、大人になってから訓練をしたとしても、絶対音感を身につ付けることはできません。
幼少期に、音を聞き分けるトレーニングをしたり楽器を習ったりすることで、自然に身につけることができるでしょう。
子供に音感を身につけさせたい方は、楽器を習わせるのがおすすめですよ!


相対音感

相対音感は、1つの音と別の音がどのくらい離れているかを認識することができる能力を指します。
相対音感の場合は、音程を認識するために基準となる音が必要で、基準となる音と比較することで音の高さが分かるんですよ。
また、相対音感は大人になってからでも鍛えることができ、音程をとるのが得意になります。
音程を正確にとらえるためには、調律がしっかりとされている楽器を使うことも大事なポイントだと環境スペースは思います。


絶対音感相対音感両方を身に付けることもできるため、両方あれば状況に応じてそれぞれの音感を使い分けることができるので便利ですよ♪
自分の子供が、救急車が通ったときに「シーソーシーソーと聞こえていたのに、どうしてラファラファ」になったの?と聞いてきたらそれは絶対音感です!

自分に絶対音感があるかテストできる資材もたくさんあり、簡単に調べることができるので試してみるのはいかがでしょうか?